本書を聴いてみて、面白いと感じた部分をまとめました。
関連リンク: オーディオブック名著まとめ
本書の目次
はじめに
第１章 勉強できてもコモディティ
第２章 「本物の資本主義」が日本にやってきた
第３章 学校では教えてくれない資本主義の現在
第４章 日本人で生き残る４つのタイプと、生き残れない２つのタイプ
第５章 企業の浮沈のカギを握る「マーケター」という働き方
第６章 イノベーター＝起業家を目指せ
第７章 本当はクレイジーなリーダーたち
第８章 投資家として生きる本当の意味
第９章 ゲリラ戦のはじまり
本書で手に入れた武器
エッセンス
自分の収入は努力量に比例しない。
資本主義社会において、収入は需要と供給で決定する。
説明
簡単に言えば、努力の方向性を間違えると、いくら頑張っても収入は増えないということです。
例えば、以前は医者や弁護士といった専門性の高い仕事につくことができれば、高収入が約束された。
しかし、今の時代は医者も弁護士も人数過多の状況だ。
その結果、せっかく苦労して医者や弁護士になっても、努力に見合うような収入や待遇が得られない、といった人たち出てきてしまった。
別に医者や弁護士の職業的価値が低くなった訳ではない。
単純に、これらのサービスを提供したい側の人間が増えすぎたため、相対的に経済的な価値が低下してしまっているということだ。
いくら高度で役に立つ技術や商品であっても、みんな（社会)が欲しいと思う量を超えてしまえば、経済的価値は低減してしまう。それが資本主義社会なのだ。
だから、資本主義の本質を理解した上で努力しないと、その頑張りは報われませんと、この本の著者は述べています。
対策
結論: 今後、高い需要が見込める産業や業界のスキルを身につける。
「それが分かれば苦労しないよ」と言われてしまいそうだが...
今後伸びる業界は正直私もわからないけども、
個人的に今注目しているのは投資、AI農業、娯楽、youtubeなどです。(参考までに)
特に投資家は資本主義社会において、最強の職業です。
あと、今給料の良い業界をみれば見えてくるものがあるかもしれません。
もしあなたが学生なら、選択する業界によって生涯年収まったく異なるので、以下のようなデータは就活の参考になるかと思います。
給与のいい業界ランキングtop10
https://ten-navi.com/hacks/salary-3437
このように、現実で役に立つ話が色々と語られているので、聴いていてよかったと思える一冊でした。
関連リンク: オーディオブック名著まとめ
