CloudFrontの「レスポンスタイムアウト」はデフォルトでは60秒までしか延長できません。(2022年7月時点)
それ以上の時間を設定するにはサポートセンターで申請を行う必要があります。
こちらの記事はその際の方法についてのメモ書きです。
申請方法
上限を緩和するにはまず、サポートセンターに接続します。
次に「Open support cases」欄にある「Create case」ボタンをクリックします。
その次の画面にある Looking for service limit increases?をクリックします。
遷移した画面で「Case details」の「Limit type」で「CloudFront 配信」を選択します。
(キーワード検索できる)
「Requests」の「Limit」で緩和したい設定を選択します。
今回は「オリジンあたりのレスポンスタイムアウト」を選択します。
選択すると「New limit value」の欄が表示されるので、緩和したい時間を入力します。
「Contact options」で「Web」を選択。
申請状況を知りたい場合は「Additional contacts - optional」にEメールアドレスを入力します。(任意)
「submit」することで緩和申請を行うことができます。
料金
申請自体は無料。
料金はあくまでリソースの使用量に対してかかる。
制限がある理由は、AWSが第3者に乗っ取られた際、その損失を抑制するためにある。