2022.05.14  

【Git】pushを取り消す方法(git reset)

Git    

間違えてgit pushしてしまった際に取り消す方法を記載します。

前提

直近の「コミット : fumu」を間違えてpushしてしまったので取り消したいとします。

% git log --oneline -n 3
d036366 (HEAD -> main, origin/main, origin/HEAD) コミット : fumu
e341362 コミット : fuga
3a1f47a コミット: hoge

取り消す方法

下記コマンドを実行すると、ローカルの直近コミットが取り消されます。

git reset --soft HEAD^

git log を実行すると「 コミット : fumu」が取り消されています。

git log --oneline -n 3
e341362 (HEAD -> main) コミット : fuga
3a1f47a コミット: hoge

あとはその情報をpushすれば、直近でpushした情報が取り消されます。
その際は-fオプションを利用してpush を強制する必要があります。

git push -f

これでpushの取り消しは完了です。

git reset のオプションについて

今回はgit reset --softを利用しましたが、状況によっては下記のオプションが使用できます。

--soft :commitを取り消すオプション。
--mixed:commitとaddを消すオプション。
--hard :commitとaddを消し、さらにcommitとaddしたファイルも消すオプション。

直前のgit reset を取り消す

下記コマンドを実行します。

git reset --hard ORIG_HEAD
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